知っておいて頂きたい大切なこと

仔犬を家族の一員として迎える際には、さまざまなトラブルが付きものと言われます。病気の感染もそのひとつです。
万が一に備えて、準備していただくことは、とても重要なことです。

潜伏している感染症の発見はほぼ不可能なため、私たちはお渡しする前の仔犬に可能な限り駆虫・ワクチン接種などを実施し、健康管理に努めております。
しかし、これは個体差により万全なものではありません。そのため、弊社では万が一の場合に備える生命保障制度のご加入をおすすめしております。

詳しくはスタッフにお尋ねください。

遺伝子検査について

ペットの繁殖や遺伝病に関する内容が度々メディアで取り上げられ、近年ペット業界では遺伝子検査について広がりを見せています。
遺伝病とは、先天性疾患の中でも遺伝子の異常で引き起こされる病気のことです。遺伝子の異常は一定の確率で親から子に『遺伝』するので、親が異常を持っている場合、その子孫における遺伝病の発症リスクを高めます。
ある種の遺伝病は、遺伝子検査を行うことで、発症リスクを調べることができます。
(先天性疾患は、胎児が発育していく過程で何らかの影響を受けて異常をきたすものの総称であり、すべての先天性疾患が遺伝を原因としているわけではありません。)
動物の遺伝子検査に関して関心を持たれる方が増えていく中で、私たちは、私たちが行っているような健全なブリーディングの推進、販売仔犬の遺伝病リスク低減に努めていくべく、遺伝子検査の推進に取り組んでいます。 その取り組みの一つとして、私たちは、両親の遺伝子検査の結果を実施し、その結果をお客様にお渡しするようにしています。

遺伝病は、両親またはそのどちらかから受け継ぎます。両親のどちらも「遺伝病の原因遺伝子を持たない」個体であれば、理論上は、その子も遺伝病の原因遺伝子を持たない個体となります。
遺伝子検査の結果は、検査項目(遺伝病)ごとに「クリア」「キャリア」「アフェクテッド」の3種類で表示されます。
該当の検査項目(遺伝病)が発症する原因となる遺伝子を持っていない場合は「クリア」、半分だけ持っている場合を「キャリア」、確実に遺伝病の遺伝子を持っている場合を「アフェクテッド」といいます。

私たちのお渡しする仔犬は、「クリア」だけです。